私達の活動における他のアクティビティを楽しまれる方との関係について
一昨日のコンディション報告の写真にて、スノーモービルを楽しまれる方々が写っていた事からFacebookにコメントが寄せられました。それに関連し、BCNFとしての活動方針をお知らせしておきます。
まず、私達の活動はトップページにあるように「鍋倉山周辺のスノーフィールドが永続的に楽しめるように」という思いを共有した有志により活動が始まりました。路上駐車問題を始め現状の問題点を整理し地域住民の方や行政機関と調整をしつつ、冬季の鍋倉山がこれまで通りこれからも利用できるよう動いています。そして、それを実現するためには、スキーやテレマーク・スノーボードなどを使った滑り手だけではなく、スノーシューやスキーシューなどのハイカー、そして、動力系のスノーモービルやスノーバイクなど、鍋倉山を楽しまれているすべての方と連携すべきだと考えています。
シーズン前、BCNF運営スタッフからスノーモービル愛好家の方とコミュニケーションを取らせていただきましたが、先方は「スノーモービルを排除しようとしている団体」であると認識されていたようですが、そうではなく、利用形態は関係なしにここを利用させて頂いている皆さんで環境を守っていきたい旨の説明をさせていただき、誤解を解かせていただきました。
ちなみに、昨日の写真を見る限りスノーモービルを積載してきた軽トラは極力個人の敷地内に駐車し、路上駐車は積載車1台のみにされていたようで、路上駐車問題にも気を遣われていると感じます。
静かな山を楽しみに訪れる私達にとって、動力系が発する音や臭いは好ましいものとはいえませんが、同じフィールドを楽しみに来ている者同士、お互いに気遣いの心を持ちながら鍋倉山を楽しみ、この環境を継続していければと思っています。
写真は、昨シーズン、鍋倉山で遭難者が発生した際の搬送方法とその経路探索を、クローラー付きバギーとスノーモービルとで連携して実証実験をした際のものです。

私達の活動にご支援頂ける個人賛助会員と企業賛助会員を募集しています。
ご協力いただける方はこちら