冬季利用時に起きていること
路上駐車
Parking
スノーシーズンに鍋倉山を利用した方はお分かりかと思いますが、登山口周辺には駐車スペースがありません。このため、除雪終了点から縦列駐車が始まり、その列は温井区の生活圏内へと伸びて行きます。降雪後の晴天日など条件の良い日には、その台数は60台にも上ります。降雪時には駐車車両がある事により、市の除雪車がその個所の除雪ができず、駐車車両が無くなった段階で再度除雪をしなければなりません。
しかしながら、地元の温井区には一切の資金が落ちないにも関わらず、区民の皆さんはそれを暖かく見守ってくれています。冬季、鍋倉山を利用された方はそれを感じているのではないかと思います。
現状、私たちはそれに甘えながら鍋倉山を利用させて頂いていますが、飯山市行政を含め10年以上前からこの件は問題視されており、微妙なバランスでなんとか保たれているというのが現状です。

遭難対策
Distress measures
鍋倉山の位置するエリアには、遭難対策協議会などの専門的な知識を持つ救助組織が存在していません。これもあり、BCNF関係者による搬送経路の策定や、スノーモービル・オフロードヴィークルと協力しあった救助体制の模索などを行っています。
