260106 今シーズン5回目のストームが通過した鍋倉山
今シーズン5回目のストームが通過しようとしていますが、麓におけるHST(一降雪期間の降雪)は30cmでした。
さて、シーズンインはしたものの、まだまだ本来の鍋倉山には仕上がっていませんので、データで振り返ってみたいと思います。下記のグラフは飯山市気象情報システムで公開されている岡山地区のデータをグラフ化したものです。12月初旬に到来した2回のストームで40cm+まで積み増したものの、12/25までは降雪が無く周囲の景色が白から茶色に変化しました。12/26-27のストームは60cm以上のHSTとなりました。そして、1/1-3の降雪後一旦+気温に推移し、昨日から今日に掛けて40cmの増加という流れになりました。
白馬の観測データによると、12/26-27のストームの下には厚い融解凍結層が存在し、その境界面には再結晶化が見られています。鍋倉山エリアでも、ここに持続型スラブが存在するのかを確認して頂けると良いかもしれません。また、確認された場合は情報をお寄せいただければありがいです。
持続型スラブ以外にも、本日へ日付が変わる頃には6m/sほどの北西風が吹いていたため、新潟側から西の沢へ多くの雪が運ばれた事によるウインドスラブ、山中では日中でもマイナス気温で推移しているため全方位でのストームスラブも考慮した方が良いかもしれません。

下の写真は12/19に田茂木池付近で観測された表面霜(SH)です。
前夜は、放射冷却で冷え込んだ上に風が無く、空気中に大量の水分があったという事になります。多くはその後の日射で溶けてしまいますが、その前に次のストームによる降雪が始まり、積雪内部に埋没するケースがあり、それが、持続型スラブのひとつになる事があります。

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